柿澤 哲次 自己紹介へ

阪神淡路大震災について改めて学ぶ

公開日:2024/02/05(月) 更新日:2024/02/05(月) 社長ブログ

楽しい住まいを創造するエスエイチスペースの柿澤です。

先日、私は淡路島へ耐震性の勉強に行ってきました。

皆さんご存知かと思いますが、淡路島北部は阪神淡路大震災の震源地であります。

そして私毎ではありますが、震災被災地となった阪神地区の神戸市は

私の第二の故郷でもあります。 

故郷とは、人生で2番目に長く住んだ場所です。

私の住まいづくりの原点こそが、この阪神淡路大震災にあります。

地震が発生したのは、1995年1月17日 

マグニチュード7.3   戦後の大都市直下型地震により

死者は6400人以上(関連死も含めると7000人前後になると思われます)で、負傷者、被災者

含め、多くの被害をもたらしました。  

一瞬で人の生命奪い、住まい、仕事など、

人生の土台を崩壊させました。 

ここでは語りませんが、当時の私の記憶も鮮明です。

今回、この震源地である淡路島北部に震災記念公園があり、当時の断層のズレをそのまま

保存されている記念館があります。  

神戸に住んでいる時には、実は訪れた事がなく

今回「断熱と耐震の学び」に神戸淡路と訪れ、見学に至りました。

これは、再現された国道43号線の倒壊現場です。

高速道路が落ちてました。 倒壊した横を

震災後に車で走った記憶が鮮明にあります。

凄まじい光景でした。 この道路は片側3車線の大きな道路で

朝や夕方のラッシュ時は、全車線渋滞していました。

もし、地震発生時刻が通勤時だったら、、、

死者は、数倍以上になっていたと思います。

そして、これが実物の断層です。

断層が約50cm隆起し、1m20cmも地面がズレたとことです。

そして、断層の保存するにあたり、数年前の地震の痕跡も発見されてました。

甚大なる被害をもたらしたこの断層の動きは、約2000年に一度発生しているとの事でした。

そして、この断層の真上に建っていた建物(RC造の立派な建物です)のキッチンルームを

そのまま保存してありました。

全て、ひっくり返ってしまっています。

ビルが倒壊する揺れでしたらから、壮絶なパワーです。

今回の能登地震の被害が甚大です。

人の生命が奪われ、生きる土台となる住まいや仕事を

多くの方々が失いました。 

そして、これは対岸の火事ではなく

関東でも、明日にでも起こり得ることです。

当社が建築する住まいは「楽しい住まい」をテーマにしています、が

住まいづくりのベースは、安全な住まい、

「地震に強い構造」の住まいであります。

その証として、当社は株式会社リクシルと提携し、

全棟耐震等級3の取得ありきや、壁量計算や配置バランスの確認だけではなく、

一棟一棟毎に、柱や梁などが荷重や地震に対して

十分耐えられるか細部まで計算する

【許容応力度計算】を当社は行なっています。

この【許容応力度計算】こそが、地震への備えとして

一番大事な事であります。

歴史に学びながら、新しい技術を学ぶことで、

より住まいづくりを進化させていきたいと思います。

耐震に関する多くの学びを今回得られました。 

そして、その学びを当社らしく、実践・実行していきたいと思います。

私の、当社の住まいづくりの原点、

「地震に強い家づくり」 精進して参ります。

感謝

柿澤 哲次

 

『耐震等級3の家』の完成見学会開催中です!

是非、ご体感ください!

 

 

 

 


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